明日は明日のcoblog

徒然なるままに日々の由無し言をば。最近は某モバイル系IT企業で仕事中。

安心という最高の購入導線

音楽の場合、AppleiTMSの安心感が購入に至らせる大きな導線。そう言って差し障りはないんじゃなかろうか。
 
電子書籍において、上記と全く同じ適用はできないかもしれないが、
 
ユーザにとって、電子書籍をファーストチョイスにさせるための安心感が現時点で全然提供されていない。
 
乱立する電子書店とビューアアプリ、そして様々なDRM方式。
 
果たして、自分が今購入した書籍はいつまで読み続けることができるのか?
 
この不安に答えることができる電子書籍サービス提供者は皆無だろう。
 
DRMフリーが実現すれば良いのだろうが、それは非常に難しいと言わざるを得ない。
 
 
「いつでも読みたい時に読みたいとこで」
 
どこかで聞いたようなキャッチフレーズだが、
 
これの本当の実現とは、
 
どの電子書店で購入したコンテンツでも1度正規の方法で購入しさえすれば、どのビューアでもいつでも読むことができる。
 
これこそ正にユーザ目線に立った解決だろう。
 
ユーザとしては、欲しい書籍が最も早くリリースされた、或いは、欲しい書籍を最も容易に見つけることができた書店で、
 
コンテンツを購入すれば良い。
 
また、電子書店としては、ユーザがコンテンツを購入し易い書店作りをしさえすれば良いのだ。
 
非常にシンプルである。
 
実現のためにはいろいろと障害もあるんだろうけど、そんなことは何だってそうだ。
 
 
問題は、真剣にユーザに向かい合ってサービスを考えているかどうかじゃないのか。